「うー、お尻が痛い……」
「たまにはバックも良いな」
「なんですか、そのバックって?」
「エッチのやり方」
「はあ?」
「正常位にバック。残るは座位と口だ。」
「へ……、座位と口?」
何のことだろうと思うと、こう言ってくる。
「それじゃ、座位と口だ。いくぞ!」
「え、ちょ、ちょっと待って。すぐには……、あっ」
四つん這いの恰好だった私は、そのままの体勢から、いきなり身体を持ち上げられる。驚いたが、次の瞬間、腰を掴まれるとグッ……と尻を押される。
思わず仰け反っていた。
「ふっ……、@%&$#QOD%&……!!」
言葉になってなかっただろう。
身体が揺れる、安定しない。
でも、レイは私を抱きしめようとはしてくれない。
そのうち、レイは、私を自分の膝に座らせると、下から私の身体を突き動かしてくる。
「くぅ……、ぁ、ぁ、あ、あ、アアッ!」
こんなのってない。
レイ、レイ……。
私の頭が真っ白になっていってるのが、見て取れたのだろう。
レイはスパートを掛けてきた。
「ふっ、ふっ、ふっ……」
「ジョ……」
「ア!」
何かが弾けた。
「ジョン……、イイ身体だ」
ふと気付くと、そこはレイの風呂場だった。
「レイ…」
「ああ、気が付いたか」
レイは、湯船に浸かってゆらゆらとしている私の体を抱きしめてくれている。
なので、お湯の温もりとレイの温もりを感じていた。
そんな私に、レイは言ってくる。
「今日はバックと座位を覚えたね。でも、私の怒りはまだ収まらない。ジョン、最後は口だ。」
それを実行に移された。
これも、初めての経験だった。
レイは自身の塊を私の口の中に差し込むと、そのままレイは自分の身体を動かしながら、塊を扱いてる。
どうして、こんな事を……と思うと涙目になっていた。
だが、私のそんな表情は、レイを煽らせてしまうモノだったみたいだ。
レイは、私の口の中に、そのまま欲望を放った。
出来るなら飲んで欲しい、とレイは言ってくる。
全部を飲み込む事は出来ず、むせていた。
レイは、すでに放たれていた私のを舐め取ると、とんでもない事を言ってきた。
「正常位とバックと座位と口。全部、覚えたね。次からは、毎回4本で1回だからな」
は?
私の思考回路は止まる寸前だった。
でも、その意味することは衝撃だった。
毎回……、毎回が、なんだって?
思わず叫んでいた。
「身体が、腰が動かなーいっ!!」