4人の幼き戦士

※グズ視点※ソフトなR描写有り!

4歳の時、お母様と一緒に来たイタリア。

それが離れ離れになって、僕は使用人の部屋を宛がわれた。

言葉も通じないし、誰も近寄って来ない。なので、馬舎に行き、馬を相手にしていた。

 

馬舎で働いてる使用人達は、色々と教えてくれた。

色々な言語に武術や体力の付け方。

挙句の果てには、行政や経済を中心に、各国の名立たる名士の事。

そして、5歳の時、お母様が会いに来られた。

結婚するのだ、と。

 

ある日、お母様の結婚相手は、僕を隊にぶち込んでくれた。

その隊には同年齢の子ども達が大勢居た。

彼等と同じ様に勉学だけでなく身体能力をも開花させて、IT関連とか色々と身に付けさせられ、銃器まで扱うことになった。

 

半年ほど経った頃、任務を与えられるようになった。

無我夢中だった。

なんとかイタリアに戻ってきたら、カピターノのアーノルドが声を掛けてくるようになった。

「ここには、イタリア人は私以外、誰も居ないんだ」

 

(日本人なんだけどな)と思いながら、相槌を打っていた。

見かけはお母様似だからイタリア人だと思われてるのかもしれないな。

まあ、良いけど……。

 

ある日、僕は仲の良いウォルターとリンの房へ向かった。

何かしているのか荒い息遣いが聞こえてきた。

ウォルターとリンだ。

気になって、房の壁に寄りかかって聞き耳を立てていた。

 

「ぅ、ぅ……」

「ん……、ウォルターの中って、気持ち良い」

「オゥ……」

「アゥ……」

「No……」

「ウォル、タ」

「Oh――!」

 

これは……!

もしかして、この2人は、そっちの方か?

そういえば、大人隊の房でも何組か居るよな。

 

「ああ……、良い気持ちだ」

「そう言って貰えると嬉しいな」

 

ちゅっ。

リップ音が聞こえてくる。

すると、リンの声が聞こえる。

「ねえ、グズ。そんな所で聞き耳を立てるよりも、一緒にどう?」

 

仕方なく、返事をする。

「あれ、バレてたのか……」

「勿論。君の気配は特別だからね」

「ふーん。あ、でも僕はしないから」

 

すると、リンは言ってきた。

「グズ。知識として知っといた方が良いよ」

「は……、何の知識?」

すると、とんでもない事を言ってきた。

「男を気持ちよくさせる方法として」

「え……、何、それ?」

 

クスクスと笑いながらリンは言ってくる。

「大丈夫だよ。グズを食べようとは思わないから」

「食べるって、何を?」

 

溜息付いてウォルターは口を開く。

「男の身体を味わうって事だよ。まあ、グズには無理かもな」

次はリンだ。

「たとえ誰かに捕まえられても、エッチして相手を蕩けさせる。そして、その隙に逃げるという手があるから。覚えておくと良いよ」

「そうそう。男は快楽に弱いからな」

 

グズは、聞いていた。

「なら、さっきはどういうつもりでしてたの?」

 

ウォルターとリンは顔を見つめ合って笑い出した。

「俺達は恋人なんだよ」

「えっ?」

「あのね、グズ。私はウォルターが好きだからエッチしてるんだよ」

リンがそう言うと、ウォルターは真っ赤な顔をして俯いてる。

 

そして、リンはここぞとばかりに言ってくる。

「ねえ、グズ。君も人間の身体に興味を持っても良い頃だよ。これが男女なら色々とあるが、男だらけだからね。大丈夫だよ、怖い事は無いよ」

「え、何が?」

「興味が無いとは言わさないよ?」

「べ、別に」

「それなら、そのむっくりとなっている箇所はどうしたのかな?」

 

リンの表情が怖い。

それに、むっくりって何?

何を言われてるのか分からないグズは、首を傾げている。

 

「ほら、ここだよ」

そう言って、リンは触ってくる。

あろうことか、グズの、男のシンボルを。

 

ビクッ…と、身体が小さく揺れる。

「もしかして、初めて……?」