あなたは、FXと聞くと、どう思いますか?
FXは外国為替証拠金取引と言い、Foreign Exchangeの頭文字を使っています。
為替差益を使って行う取引です。
今回は、通貨のお話です。
FXは国の通貨を使ってやりとりする

通貨とは、その国のお金です。
日本を例えにすると、こう表されます。
JPY
日本=JAPAN
円=Yen
最初の2文字は国を表し、3文字目は通貨の頭文字を持ってきているのが分かりますか?
それでは、次にFXに表示される主要国と通貨を見ていきましょう。
アメリカ(USD)
アメリカ=United States of Amerika
ドル=Dollar
アメリカは50の州と連邦国からなる連邦共和制国家で、USAと呼ばれている。
日本では米国と略しているため、「米」と記されている。
オーストラリア(AUD)
オーストラリア=Australia
ドル=Dollar
オーストラリア連邦が正式名称。
だけど、日本では豪国と略しているため、「豪」と記されている。
ヨーロッパ(EUR)
ヨーロッパ=Europe
ユーロ=Euro
この通貨は面白いですね。
Europeの先頭4文字の「Euro」を使い、通貨をユーロ呼びにしていますよ。
Europeは「ユゥァロップ」と発音するので、ユーロと発音しやすいのかもね。
イギリス(GBP)
イギリス=Great Britain
ポンド=Pond
正式名称は、「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」
これはイングランド本土だけでなく、周りにあるスコットランドやアイルランドなども含めた総称です。
ちなみにイギリスとは日本語読みで、そのため「英国」と記されています。
スイス(CHF)
スイス=CH
フラン=Fran
このスイスは特別になります。
スイスの正式名称ってご存知ですか?
スイスの正式名称=スイス連邦共和国
ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインと5カ国が連なっているため、連邦という名称
そのため、通貨も多種なので、フランが公用通貨
公用語は、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語
そのスイスをアルファベットにすると、こうなります。
Schweizerpsalm(ドイツ語)
Cantique Suisse(フランス語)
でも、国名コードによると「CH」です。
FXでのやりとりでは国名コードを各国とも使用しているので、「CH」となるのです。
このアルファベット3文字が対になったもので、FXはやりとりをしていきます。
FX通貨のペア

テレビのニュースでもアナウンサーが話されている言葉があります。
「1ドルが110円になりました」
このようにドルと円という2つの通貨がペアとなってこそ売買ができるのです。
アメリカはドルなのでUSDとなり、日本円とペアにすると、USDJPYになります。
それでは、ペアでの単位を見ていきましょう。
AUDUSD オーストラリアドル:アメリカドル
AUDNZD オーストラリアドル:ニュージーランドドル
EURUSD ユーロ:アメリカドル
EURCHF ユーロ:スイスフラン
EURGBP ユーロ:ポンド
GBPUSD ポンド:アメリカドル
GBPCHF ポンド:スイスフラン
USDCHF アメリカドル:スイスフラン
本来ならばもっとあるのですが、以上のがメインの通貨です。
他には、どのような通貨があるのでしょうか。
FX通貨マイナー編編

以下の通貨があります。
香港ドル(HKD)
南アフリカ(ZAR)
人民元 (中国の通貨)(CNH)
カナダドル(CAD)
契約している取引業者にもよりまが、ホームページに載っているので詳しく見てくださいね。
FXは国の通貨を使ってやりとりする | まとめ

今回は主要国の通貨の記事を書きました。
新聞やFX関連の本を買って読むのも良いし、ありきたりなブログ記事を見るよりは違う視点から書かれてある記事を読んでも良いと思います。
やる人によって考えや進め方が違うように、FXも幾通りものやりとりがあるのです。
相手はスマホやパソコンではなく人間なので、心理戦よ!