可愛いと言わないで

可愛いと言わないで 19

気が付くとベッドに寝っ転がっていた。

「なんで……」

悟さんの声が近くでした。

「目が覚めたか」

「悟さん、俺……」

「優介、初めから飛ばそうとはしないから、ゆっくりとしていくから。だから、緊張しないで。俺に委ねて」

悟さんの人称が変わっている。普通なら「私」呼びなのに、「俺」呼びになっている。

「悟さん、俺は」

「ゆっくりするから」

「うん、信じてるよ」

悟さんは微笑んでくれた。でも、顔が近い。

「さと」

「黙って」

唇にキスされた。しばらくすると唇が離れていく。

「優介の顔、真っ赤だ」

「恥ずかしい……」

本当に恥ずかしくてまともに顔が見れない。

「優介、もう1回」

そう言われ、今度は思いっきり抱きしめられキスされた。気持ち良い。視線を感じる。顔を見られてる、そんな気がする。目を開けると、悟さんの目と視線がかち合った。

「悟さん……」

「もう1回、したい」

「優しくしてね」

「ああ、そうする」

そう言うと、悟さんは俺の胸に顔を近付け舐めてきた。お尻を触ってくるが、この手つきはもみもみと揉み込んでいるのか。

「さと……」

「指だけだ。他は我慢する」

何を言われてるのか分からなかったが、大丈夫と感じたものだ。俺のモノを握って擦り合わせる。

「さと……」

「大丈夫だ」

でも、早々と寝てしまったので悟さんの呟きなんて聞こえてこない。

「まあ、文化祭もあって疲れたんだろうな」

お休み、優介。おでこにキスした悟は優介をギュッと抱きしめ、そのまま眠りについた。

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