君は腐れ縁であり運命の人

君は腐れ縁であり運命の人 24

だが、洋一は気付いてなかった。自分の相棒であるピッコロが、この優男に対して反応を示していた事を。

邪魔が入ったか。仕方ない、どっちみち明日からも同じ学内でゼミも同じなんだ。友、やはり私達は逃れらない運命の人なんだね。嬉しいよ。でも、良の事は言っておかないと。

しかし、あのスズメはアレを持っているのか?

私のアレが反応してなかったから、自力を使う羽目になったけどな。アレが反応しないという事は、スズメも同じのを持ってるという事だ。

そう、あのお喋りスズメから発する波動に気がついていたのだ。

それは、まさしく自分が持ってる物と一致する。日本に残ってたのとは違う、恐らくスズメが持ってる物は自分のと一緒だ。ということは、私が分けて……。そこで気が付いた。

中国人。まさか、あのスズメは、林の親戚か何かなのか。まあ良い、あいつの事を調べてやる。

そして自分の家に戻ると、林に関する事を微細に調べ直した。妹がおり、日本男性と結婚して子どもが居る事も分かった。その子どもは、新潟から東京に出てきたばかりで、その顔写真はスズメと同じだった。なるほど、スズメは林の甥っ子か。

ふ、ストレス発散したい時は、あいつを嬲ってやる。だが、あいつはアレの使い方は知らないみたいだ。誰が教えてやるもんか。

黒髪の林。まさか病で死んでしまってたなんて。君とは縁があるみたいだね。あの期間は辛く厳しく、また冷たかった。君は、私に太極拳を教えてくれた。

そこで、スズメのあの動きは八卦掌だと気がついた。なにやら、これから6年間は楽しくなりそうだな。

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