龍神の宮殿

30

ここからは、現在からの話になる。

人間だけでなく、どんな生き物にでも必ず親子というのは付き物である。

現在でも、崩れてガラクタと化した宮殿の残り部分はキラキラと輝いている。

 

人間界では、これからも語り継がれていくだろう。

「ここ、能登半島にある『龍神の宮殿』はね、魂となった龍が1人で住んでいたんだよ。50年毎に起こっていた地震と津波は、その龍が目覚めるのに必要な地割れと顔洗いの為だったんだって。はた迷惑な起き方だよねえ。違う起こし方を考えなかったのかねえ」と。

 

もう、人間も龍も住む事は無い宮殿。

迷い入ってくる動物しか入らないだろう。

50年後に舞い戻ってきた子龍は親を見つけ、自由に空を飛び駆け巡っていることだろう。

にほんブログ村 ベンチャーブログ 女性起業家へ
にほんブログ村

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。