幼き龍の成長過程を書き記しています。
~あらすじ~
昔、昔。
はるか昔に、龍界から幼い龍が人間界に連れられてやってきた。
水と風の気が重なり豊かな土地である、この地に縛られた。
神界の王である方の御子を食らったという理由で神界への出入りを禁じられた龍たちは、その幼き龍にお仕置きとして閉じ込めたのだ。
しかも、守るべき親である二親も閉じ込める事に同意したのだ。
だが母龍は50年経てば会えるという細工をしていたのだ。
幼き龍は、50年毎に親と会うのを唯一の楽しみに寝て過ごす年月を暮らしていた。
ある年の日。そんな龍は5人の小さき人間と会った。
その少年5人は、50年毎に起きる地震と津波の原因が、この龍にあるとみて正義のヒーローになって大人の力も借りて、この龍を動かさない様に打ち付けた。
「尾は人間界にあり、既に自分は死んでいる」と、死んで魂となった父親に告げられたが分かっていなかった。自分が死んでるという自覚は無く、久々に会えたのが嬉しくて、色々と頭の中で交信していたのだ。
それから47年後、今度は5人の大人が現れた。
しかも、見た事の無い乗り物から人間が出てくるし、その内の1人の人間は神の加護を受けた人間で、その人間に銃で撃たれ封印されてしまった。
そして、自分たちの幼き龍を死なせた報いとして、親である二龍は同じ龍界の戦士たちに報復をする事を決意する。
龍界が誇る龍界一の戦士と、結界一の戦士は、幼き我が子の胴体の中で生きていた神の御子に力を借りて、2龍の死体を食らおうとしている龍たちに刃を向ける。
※目次
【両親と】10
【大きな人間との掛け合い】11・12・13・14・15・16・17・18・19・20
【おまけ話】土産物で。。。、仲良しに。終わりよければすべて良し!
※登場人物
- 龍界の龍達
- 5人の少年
- 5人の男性